【韓国映画】「パラサイト半地下の家族」レビュー!

【韓国映画】「パラサイト半地下の家族」レビュー!

第92回アカデミー賞、作品賞受賞でも話題になった「パラサイト半地下の家族」ですが、

はやくもお家でゆっくり鑑賞することが出来るのです。

コロナ騒ぎで、劇場では見逃したというあなたへ

「パラサイト半地下の家族」のレビューをしていますので是非読んで見てください。

              Amazon:パラサイト 半地下の家族(吹替版)

パラサイト半地下の家族

原題:기생충(キセンチュン)
韓国公開 2019年5月30日

日本公開 2020年1月10日

パラサイト半地下の家族:出演者

ソン・ガンホ、チェ・ウシク、パク・ソダム、チャン・ヘジン、イ・ソンギュン他

パラサイト半地下の家族:あらすじ

狭いアパートの半地下に暮らすキム家の4人。4人とも失業中。

家族で内職をしなが生活しています。そこへ長男ギウの友人で名門大学に通う青年ミニョク

から、IT企業の社長一家、パク家での家庭教師のアルバイトの話が舞い込んでくる。

家庭教師としてパク家での信頼を得たギウは、妹のギジョンを家庭教師として紹介する。

「豪邸に住むパク一家」と「半地下に住むキム一家」。関わるはずのない2つの家族が

出会った先は・・・

パラサイト半地下の家族:レビュー

「高台に住むパク家」と「半地下に住むキム家」

韓国の貧富の差を象徴する家族が、出会った先におこる悲劇のお話しです。

半地下に住む、キム家は家族みんなが無職なのに、ギスギスしてなくて

楽天的な家族です。

狭い半地下の家のダイニングで4人が一緒に過ごしています。

内職や食事もみんな一緒です。

あの生活はあの生活で幸せそうにも見えます。

お金がない事を除いては、の話ですが。

一方の高台の豪邸に住むパク家。

誰もがうらやむような、広い家に住み、全ての家事は家政婦さんまかせ。

家族がそろって食事をすることもなく・・・

たまにキャンプにいけば大雨だったり・・

でも、お金はたっぷりあるので何でもお金で買う事ができます。

それもまた幸せな生活です。

そこに、もう一組の家族が登場します。

この家族とは、パク家の家政婦さんとその夫です。

驚くことに、パク家の地下室で生活しています。

日の光に当たることなく、自然の風にあたることもなく

人は正常な精神で生きて行くことができるのかな・・と。

思いますが、借金の取り立てもなく、食事もすることが出来るので

以前の暮らしに比べると幸せだったのかもしれません。

 

この映画の韓国の原題は「寄生虫」なんですが、

はっきりとした意味を調べてみました。

き せいちゅう 【寄生虫】

寄生生活をする動物宿主の体の内部寄生するもの(カイチュウ・サナダムシなど)と外部寄生するもの(ナンキンムシ・ダニなど)とに分ける。寄生動物
他人財産食い物にし、また他人労力などに頼って生活する者。 「社会の-」

出典:Weblio辞書

家政婦夫婦は、パク家の地下室に住み、パク家に寄生しています。

半地下で暮らすキム家もパク家で職を得て生活しているのでパク家に寄生しています。

ですが、パク家も、家政婦や運転手、家庭教師をしているキム家の面々がいなければ

あの奥様は何もできませんから、キム家に寄生しているようにも見えます。

よく言う「お互い様」ですね。

お金持ちは、お金を払って「ありがとう」と言い

お金がないと、お金をもらって「ありがとう」と言う。

その2つの世界には、見えない境界線があったはずなのに

その見えない境界線を越えた時、お互いの知らない世界が

見えてしまうんだと思います。

パラサイトの中で、その違いに気づくのは圧倒的にお金のない方の世界に暮らす人たちでした。

そこには、うらやましいという気持ちと劣等感や悔しさが入り混じっているようでした。

キム家も、パク家も知り合わなければ、それぞれの世界で、

幸せに暮らしていたんじゃないかなと感じる映画でした。

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