【韓国】徳寿宮(トクスグン・덕수궁)

【韓国】徳寿宮(トクスグン・덕수궁)

徳寿宮(トクスグン)
徳寿宮(トクスグン)が建てられた当時、貞洞(チョンドン)から市庁前の広場まで続く広大な敷地でした。
今の徳寿宮(トクスグン)は当時の3分に1ほど広さです。
この韓国の古宮、徳寿宮(トクスグン)に行ってきました。

徳寿宮(トクスグン)が建てられたのは?

徳寿宮(トクスグン)
7代の王世祖(セジョ)の長男、懿敬世子(ウィギョンセジャ)は、病弱で、王位につくことができませんでした。
そのまた長男、月山大君(ウォルサンデグン)も病弱でした。
この、月山大君(ウォルサンデグン)が住むために、徳寿宮(トクスグン)は建てられました。

徳寿宮(トクスグン)に住んだ人はだれ?

徳寿宮(トクスグン)

月山大君(ウォルサンデグン)

7代の王世祖(セジョ)の長男のまた長男、月山大君(ウォルサンデグン)のために建てられた徳寿宮(トクスグン)です。
まずは、月山大君(ウォルサンデグン)が住まいます。

朝鮮王朝9代王:成宗(ソンジョン)

9代王成宗(ソンジョン)は、月山大君(ウォルサンデグン)の弟です。

朝鮮王朝14代王:宣祖(ソンジョ)

14代王宣祖(ソンジョ)の時代に、文禄の役(1592年~1593年)がおこります。

日本統一に成功した豊臣秀吉が、明国を支配下に置くために始めた戦い
豊臣秀吉は、明国が支配権をもつ李氏朝鮮を支配下に置こうとしたが
不成立に終わったので、豊臣秀吉李氏朝鮮に攻め入った。

この戦いで、宣祖(ソンジョ)は、明国へと逃れていましたが、休戦とともに徳寿宮(トクスグン)
で暮らすことになります。
この時は、徳寿宮(トクスグン)ではなく、貞陵洞行宮(チョンヌンドンヘングン)と呼ばれていました。

宣祖(ソンジョ)は、昔御堂で崩御されます。

仁穆王后(インモクワンフ )

仁穆王后(インモクワンフ )は朝鮮王朝14代王、宣祖(ソンジョ)の2番目の正室です。
前の正室は体が弱く、子供がいませんでした。
仁穆王后(インモクワンフ )は男の子、永昌大君(ヨンチョンデグン)を産みます。

ここから、王位争いがおこります。
朝鮮王朝14代王、宣祖(ソンジョ)の側室の子供、光海君(クァンヘグン)を王にしようとする大北派と仁穆王后(インモクワンフ )が産んだ、永昌大君(ヨンチョンデグン)を王にしようとする小北派が対立することになります。

14代宣祖(ソンジョ)が亡くなった後、仁穆王后(インモクワンフ) は昔御堂に幽閉され、永昌大君(ヨンチョンデグン)は9歳で亡くなるという悲しい出来事がおこります。

15代王、光海君(クァンヘグン)により、仁穆王后(インモクワンフ)は、子供を亡くし、その上、側室へと地位まで降格させられます。

徳寿宮(トクスグン)

朝鮮王朝15代王:光海君(クァンヘグン)

14代宣祖(ソンジョ)の1人目の正室には子供がおらず、2番の正室との間に産まれた
永昌大君(ヨンチョンデグン)は9歳で亡くなります。

そのため、14代宣祖(ソンジョ)と側室の間に生まれた光海君(クァンヘグン)が王位につきます。
同じ側室との間に長男がいましたが、性格的に王には向かないという理由で弟の光海君(クァンヘグン)が選ばれます。

この時から、徳寿宮(トクスグン)は慶運宮(キョンウングン)と呼ばれます。
その後、光海君(クァンヘグン)は、昌徳宮(チャントックン)に住むことになります。

朝鮮王朝16代王:仁祖(インジョ)

朝鮮王朝16代王、仁祖(インジョ)は、慶運宮(キョンウングン)即祚堂(チュクチョダン)で
即位をしたといわれています。
即祚堂(チュクチョダン)の扁額は、この仁祖(インジョ)が書いたものだそうです。

 

大韓帝国初代皇帝:高宗(コジョン)

大韓帝国初代皇帝、高宗(ゴジョン)は朝鮮王朝から数えると26代目の王です。
日本の統治時代には、徳壽宮李太王(トクスグンイデウァン)とも呼ばれました。
正室の明成皇后(ミョンソンファンフ)が暗殺される事件の後は、慶運宮(キョンウングン)

で過ごしました。

大韓帝国2代皇帝:純宗(スンジョン)

大韓帝国初2皇帝、純宗(スンジョン)は朝鮮王朝から数えると27代目の王です。
純宗(スンジョン)は、慶運宮(キョンウングン)を徳寿宮(トクスグン)と名前を
変更します。
その後、純宗(スンジョン)は、昌徳宮(チャントックン)に移り住むことになります。

徳寿宮(トクスグン)の建物は?

大漢門(テハンムン・대한문)

徳寿宮(トクスグン)

大漢門の扁額は、南廷哲(ナム・ヨンチョル)
が書いたものです。

禁川橋(クムチョンギョ・금천교)

徳寿宮(トクスグン)

韓国の王宮には、風水地理学上吉ということで川が作られています。

中和門(チュンファムン・중화문)

徳寿宮(トクスグン)

中和殿に続く門です。

中和殿 (チュンファジョン・중화전)

徳寿宮(トクスグン)

 

徳寿宮(トクスグン)

 

徳寿宮(トクスグン)

建物の天井には、皇帝を表す龍がいます。

昔御堂(ソゴダン・석어당)

徳寿宮(トクスグン)

王が暮らした建物です。

即祚堂(チュクチョダン・즉조당)

徳寿宮(トクスグン)

即祚堂(チュクチョダン・즉조당)は、光海君(クァンヘグン)と仁祖(インジョ)が即位しました。

浚明堂(チュンミョンダン・준명당)

徳寿宮(トクスグン)

徳弘殿(トクホンジョン・덕홍전)

徳寿宮(トクスグン)

お客様を接待する建物でした。

咸寧殿(ハンニョンジョン・함녕전)

徳寿宮(トクスグン)

大韓帝国初代皇帝、高宗皇帝の寝殿でした。

静観軒(チョングァンホン・정관헌)

徳寿宮(トクスグン)

王が音楽鑑賞やお茶会など楽しむための建物です。

徳寿宮(トクスグン)

庭園(チョンウォン・정원)

徳寿宮(トクスグン)

仰俯日(アンブイルグ・앙부일구)

徳寿宮(トクスグン)

韓国の科学者、蒋 英実(チャン・ヨンシル)
作った日時計です。

石造殿(ソクチョジョン・식조전)

徳寿宮(トクスグン)

植民地時代、日本の美術品を展示した建物です。

徳寿宮美術館(トクスグンミスルグァン・석수궁미술관)

徳寿宮(トクスグン)

韓国の美術品を展示した建物です。

光明門(クァンミョンムン・광명문)

徳寿宮(トクスグン)

重明殿(チュンミョンジョン・중명전)

徳寿宮(トクスグン)

重明殿(チュンミョンジョン・중명전)は、徳寿宮(トクスグン)から少し離れた場所にあります。

徳寿宮(トクスグン)

元々は、同じ敷地の中だったので、以前の徳寿宮(トクスグン)の広大な敷地が想像できます。

徳寿宮(トクスグン)を観覧するには?

開園時間

9:00~21:00

定休日

月曜日

観覧解説

韓国語;火曜日~日曜日:一日5・6回
日本語:火曜日~日曜日:9:30/16:00
中国語:火曜日~日曜日:10:00/14:30
音声ガイド:3000₩
有料パンフレット:500₩

石造殿観覧解説

インターネットで予約します。
徳寿宮(トクスグン)HP

重明殿観覧

会館時間

9:30~17:30

休館日

月曜日

観覧料

無料

徳寿宮(トクスグン)周辺

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徳寿宮(トクスグン)アクセス

住所:5−1 Jeong-dongJung-gu, Seoul
ソウル地下鉄1号線2番出口
ソウル地下鉄2号線12番出口

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